ご飯と味噌汁は、日本の伝統的な食事の基本要素であり、栄養バランスが良い組み合わせです。味噌汁の中に、肉や魚、ハムソーセージなどを加えて具沢山の味噌汁にすると、不足している栄養素を補充でき、簡単で食べごたえのある献立が完成する。これで3食食べてもあきないし、忙しい時にも簡単に作れて助かる。また味噌汁は作り置きができる。料理研究家・土井善晴氏のこの提言は大反響を呼び、著書の「一汁一菜でよいという提案」はベストセラーとなっている。
ご飯に含まれる栄養成分
- 炭水化物: ご飯は主に炭水化物から成り立っています。これはエネルギー源として利用されます。
- 少量のたんぱく質: ご飯には少量のたんぱく質も含まれていますが、これだけでは完全なたんぱく質源とはなりません。
- ほとんどの脂質を含まない: ごくわずかな脂質しか含まれておらず、脂質の主要な供給源ではありません。
- ビタミン・ミネラル: ご飯にはビタミンB1(チアミン)やミネラル(主にリン)が含まれていますが、他のビタミンやミネラルは少ないです。
味噌汁に含まれる栄養成分
- たんぱく質: 味噌にはたんぱく質が豊富に含まれています。具材として入れる豆腐やわかめもたんぱく質源です。
- 脂質: 一部の味噌には脂質も含まれていますが、具材によって異なります。
- ビタミン・ミネラル: 味噌にはビタミンB2(リボフラビン)、ビタミンB12、鉄、マグネシウムなどが含まれています。また、具材によっては野菜からのビタミンやミネラルも補完されます。
- 食物繊維: 具材として加える野菜や海藻から食物繊維を摂取できます。
これらを組み合わせることで、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど、多くの栄養素をバランスよく摂ることができます。ただし、バラエティ豊かな食事を心掛け、他の食材も取り入れながら摂ることが健康的な食事の基本です。
ご飯のかわりに、パンでもOK.。
トーストと味噌汁でも、カレーややきそばに味噌汁でもOK。
白味噌に豆乳を加えるとシチュー風でパンにも合う。とろけるチーズを追加してもOK.
ご飯には味噌汁ではなく、いろいろなスープでも合う。栄養バランスを考えたインスタントのスープもたくさん市販されている
ご飯と味噌汁に加えるとすれば栄養バランスがもっと良くなる方法
- 具材を多様化:
- 野菜: 野菜はビタミン、ミネラル、食物繊維などを提供します。味噌汁に具材として加えることで、栄養価が向上します。大根、にんじん、ほうれん草、きのこ、もやしなどが選択肢です。
- たんぱく質源を追加:
- 魚や肉: 魚や肉は高品質なたんぱく質、ビタミン、ミネラルを提供します。魚の刺身や焼き魚、鶏むね肉や豚しゃぶなどが考えられます。
- 卵: 生卵一個落としてもグッと栄養バランスが良くなる。卵焼き、スクランブルエッグでもOK。
- 海藻:
- 海苔やわかめ: 海苔にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。わかめも食物繊維やミネラルが豊富です。これらをご飯や味噌汁に加えることで栄養価が向上します。
- 豆腐や納豆:
- 豆腐や納豆: 豆腐はたんぱく質やカルシウムを提供し、納豆はたんぱく質、ビタミンB群、鉄分を含みます。これらを味噌汁やご飯に加えて栄養バランスを向上させることができます。
- 発酵食品:
- ヨーグルトやキムチ: ヨーグルトは乳製品からカルシウムやプロバイオティクスを得られ、キムチは発酵食品として健康に良い菌を摂ることができます。
これらの食品を組み合わせることで、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、様々な栄養素をバランスよく摂取することができます。ご飯と味噌汁だけでも、季節ごとの野菜や食材を使って、毎日の食事を楽しく、かつ栄養豊富にすることが大切です。こちらも参考にして下さい。
また決められた茶碗やお椀、箸を使うことも、また心が改って良い。子供の食育にも効果がありそうだ。
なんといっても子育てで忙しいお母さんたちには時短ができ、美味しい食事が提供できるので好都合。昆布やカツオブシで一から出汁を引かなくても味の素やほんだし等のうま味調味料を加えると誰でも美味しい味噌汁ができるので重宝される。気にすることはない。 冷蔵庫の余り物等を利用した具だくさんの味噌汁なら、色々な食材からもうま味が出るので、ダシを入れる必要もないぐらい。味噌汁に合わない食材は少ない。なんでも試してみるのも面白い。
しかし、味噌だけはできるだけ昔ながらの製法で作られた良質なものを選ぶと良い。
この記事に関して、ご自分の体験など連絡していただけると幸いです。
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